ストアカ講座は誰でも簡単に始めることができます。人気講師を目指して期待に胸を膨らませながら、予約が入るのを心待ちにしていることでしょう。でも、そう簡単にはいきません。
ただ講座を出しても集客できないのです。そう、「出せば売れる」は間違い!
2024年3月時点でストアカには約80,000もの講座があります。その中から自分の講座を選んでもらうためには、しっかり戦略を立てて取り組む必要があるということを理解しましょう。
今回は「外部集客」と「内部集客」について、それぞれどのような種類の対策があるか全体像を捉えるところまで一緒に考えていきましょう!
はじめに
ここでは「外部集客」「内部集客」をそれぞれ以下のように定義します。
外部集客
SNSやブログなど、ストアカサイト外から自分のストアカ講座へ誘導すること
内部集客
ストアカサイト内で自分のストアカ講座へ誘導すること
「SNSで集客するべき」ってよく聞くから外部集客から先にやったほうがいいのかな?
内部集客から取り組むのがオススメだよ!
その理由は…
外部集客の対策は、ほとんどの場合時間がかかる上になかなか成果が出づらい。
それに比べて内部集客の対策はやるべきことが明確でそれほど時間はかからず、しっかり取り組めば成果が出やすい。
まずは内部集客から先に取り組むのがオススメ!
内部集客の対策について考えてみよう
まず最初に取り組みたいのは内部集客の対策です。私は大きく4種類にわけて考えています。
- ① ストアカサイトで講座を探している人にあなたの講座を見つけてもらうための対策
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おすすめ順や人気順の一覧画面上位にあなたの講座を表示させるための対策です。この対策がしっかりできていないとせっかく講座を見つけてもらえるチャンスをこの先ずっと逃していくことになるので本当にもったいない。
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例えばこんなものがあります
- 日程登録
- カテゴリ選定
- キーワード選定
- ② あなたの講座をクリックして講座ページを読んでもらうための対策
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一覧画面に並んでいる講座の中から、あなたの講座を選んでクリックして講座ページを読んでもらうための対策です。
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例えばこんなものがあります
- タイトルとキャッチコピー見直し
- サムネ見直し
- 先生名見直し
- ③ 講座ページを読んで受けたい登録や予約をしてもらうための対策
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あなたの講座ページを読んでくれた人に講座の魅力を伝えて受けたい登録や予約をしてもらうための対策です。
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例えばこんなものがあります
- 講座内容の構成見直し
- 動画の活用を検討
- スライドの活用を検討
- ④ 受講後、リピートしてもらうための対策
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あなたの講座を受講してくれた人に同じ講座をリピートしてもらったり、他の講座を受講してもらったりするための対策です。
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例えばこんなものがあります
- リピート対策
- ファン化
それぞれ、具体的にどのようなことをすればよいかは別の回で深掘りしていきます。
今回はストアカサイトで講座を検索するときの行動について少し考えてみましょう。
あなたは「iDeCo」について教えてくれる講座を探しています。どうやってストアカで講座を探しますか?
実際にストアカサイトを開いて講座を探してみましょう。どういう手順で講座を探したか覚えておいてくださいね。
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さぁ、どうでしょう。
さすがに「カテゴリーから探す」のほうから探した人はいないですよね。
検索窓に検索ワードを入力して検索したはずです。
そうなんです。はっきりと探したい講座が決まっている人は検索窓から探すんです。検索するときに使う「検索キーワード」を想定した対策はとっても重要になります。
例えば今回の「iDeCo」の場合だと、「iDeCo」「イデコ」「ideco」「ideko」などが考えられます。アルファベットはスペルがややこしいのでカタカナで検索したり、「ideko」と間違えて検索してしまう人もいるでしょう。
検索するときに使う「検索キーワード」は人それぞれ違います。講座を探している人がどのようなキーワードで検索するか、想定されるワードを洗い出して選定していく作業が必要です。
その辺りも別の回で解説していきます。
外部集客の対策について考えてみよう
SNSやブログなど、ストアカサイト外から自分のストアカ講座へ誘導する方法は色々あります。
例えばこんなものがあります
- X(旧Twitter)
- インスタグラム
- LINE公式アカウント
- TikTok
- YouTube
- note
- ホームページ
- LP(ランディングページ)
- ブログ
じゃあ、とりあえずどれか始めてみようかな…?
ちょっと待って!
「とりあえずで」うまくいくほど簡単なもんじゃないよ
SNSを集客に活用するのが当たり前の時代になりました。ただ、どのSNSを使うとしても、効果的に運用するにはそれなりに勉強する必要があるということを忘れないでください。
各SNSのユーザー層や特徴を知った上で、どのSNSを使用するか選定することが大切です。
コムニコさんの記事がとっても参考になるのでリンクを貼っておきます。
講座のターゲット層が20代の主婦だとします。どのSNSで集客するのが向いていると思いますか?
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ターゲット層が20代の主婦だとすると、20代の主婦がたくさんいそうなSNSで集客したほうが効果が高そうですよね?
そうなると、インスタグラムやTikTokが候補にあがると思います。各SNSのユーザー層や特徴を知っていれば、少なくとも、ユーザー層が「ビジネスユースの30代以上が中心」のFacebookメインで集客しようという気にはならないですよね。
SNS、ホームページ、LP、ブログ…
それぞれどのようにストアカ講座へ集客していくか、いくつかピックアップして別の回で解説していく予定です。
お楽しみに!
ワーク①「あなたの講座のメインターゲットを決めよう」
やってみよう!
「幅広い層をターゲットにしたいから誰でもOK」と答える人がいますが、これはダメ。「誰でもOK」の講座は誰にも刺さりません。できるだけ具体的にメインターゲットを決めておきましょう!
メインターゲットを決めたからといって、それ以外の人が来なくなるわけじゃないので安心してください。
例)老後が不安でお金について勉強したい50代の女性
例)自己肯定感が低く自分に自信が持てない40代の女性
みなさんは「ペルソナ」という言葉を耳にしたことはありますか?もっと詳しい人物像を「ペルソナ」といいます。例えばこんな感じ。
・50歳 女性
・東京都江東区在住
・夫(53歳)と娘(21歳)と暮らしている
・趣味は旅行
・娘が独り立ちした後の夫婦の暮らしについて考え始めている
集客について考える際に、「ペルソナ設定をするべき」という人もいます。
できる人はもちろんペルソナ設定をしてみるのもよいと思いますが、ペルソナまで細かく落とし込んで考えることで逆にその先に進めなくなってしまう人が多いです。
無理してペルソナ設定をしなくても大丈夫です。ターゲット設定をしっかりして進めていきましょう!
ワーク②「あなたの講座の目的を決めよう」
やってみよう!
あなたの講座を受講することでどんなことができるようになりますか?
誰が見ても一目でわかるように一文で表現してみましょう!
これはやってみると意外と難しいかもしれません。講座への想いが強ければ強いほど、あれもこれもと伝えたいことがたくさんあって長~い文章になりがち。
「誰のための」「何の」講座なのかをしっかりと意識して考えてみましょう。
例)ChatGPTをまだ使ったことがない人が、ChatGPTの特徴と効果的な指示出しの方法を知るための講座
例)自分に自信を持てない人が、自分の強みを知って前向きに行動できるようになるための講座
ワーク③「あなたの講座とターゲット層・目的が似ている講座をリサーチしよう」
やってみよう!
ワーク①と②であなたの講座のターゲット層と目的がはっきり決まりましたね。
次は、あなたの講座のターゲット層と目的が似ている講座を探して、ストアカ内でのニーズ(需要)や集客状況を確認してみましょう。しっかりリサーチする方法は別の回で解説しますが、ここではひとまず簡単にできる方法でトライしてみましょう!
いかがでしたか?今まで気づかなかったことが見えてきたのではないでしょうか。
あれ、このジャンルで集客できている講座が見当たらない…
既に人気の先生がたくさんいて後発組の私が勝てる気がしない…
このジャンルでは私の講座が既に人気順上位になっているのに全然集客できてない…
少しリサーチしただけでも何か発見があったはず。
今回はリサーチの必要性を実感してもらえたらバッチリです!
本格的なリサーチ方法と、リサーチ後の行動については別の回で解説していきます。
そこを学ぶことで次にやるべき行動が見えてきます。
まとめ
今回の講座の目的
今回は「外部集客」と「内部集客」について、それぞれどのような種類の対策があるか全体像を捉えるところまで一緒に考えていきましょう!
今回の講座で学んだ内容
はじめに
内部集客の対策について考えてみよう
外部集客の対策について考えてみよう
ワーク①「あなたの講座のメインターゲットを決めよう」
ワーク②「あなたの講座の目的を決めよう」
ワーク③「あなたの講座とターゲット層・目的が似ている講座をリサーチしよう」
一人でワークに取り組むのはなかなか難しいかもしれません。
ストアカの30分講座ではワークの部分を実際に一緒に取り組みアウトプットすることができます。
ぜひ遊びにきてくださいね😊